冬のお部屋の結露対策!!

結露は、空気に含まれる水蒸気が急激に冷えることで起こります。
外の気温と室内の温度差が大きいほど発生しやすく、毎年この季節は悩まされている方も多いのではないでしょうか。
実は、ほおっておくと住まいや健康にさまざまな悪影響を及ぼす可能性も・・・効果的な対策をとって、結露を防止しましょう。
 
結露を放置してはいけない理由
空気中のゴミやホコリが水滴にくっついてカビが発生します。いやなニオイの原因になるだけでなく、カビを好物とするダニまでもが部屋に繁殖し、アレルギーなどの健康被害に繋がる危険もあります。また、壁のクロスやフローリングが水分を吸い込んで、水ジミができたり、素材が傷む原因にもなります。最悪の場合、家の内部まで染みこんで断熱材や木材を腐らせてしまうこともあります。

普段の生活をひと工夫して結露を防ぎましょう!

1 こまめに換気する。

2時間に1回、お部屋の空気を入れ替えます。5~10分ほど窓を開けておくだけでOK.そうすることで、水蒸気を多く含んだ空気を外に追い出し、乾いた空気を取り込むことが出来ます。
部屋の温度と湿度を下げ、外気との温度差を少なくする効果もあります。

2 クローゼットの中の空気を入れ換える

クローゼットを閉めたままにしておくと、中に溜まった水蒸気が逃げ場を失い、結露が発生してしまいます。それが原因で、衣服がしけっつぽくなったりガビ臭くなってしまうことも。
1~2時間ほど窓を開けっぱなしにして、ときどき中の空気を入れ替えるようにしましょう。

3 家具は壁から5cm以上離して置く

タンスや棚などの家具は、壁から最低5cmは離して置くようにします。暖かい空気が家具の裏側まで流れる通路を作ることがポイントです。また、結露しやすい外壁側にはなるべく家具を置かないようにするなど、配置場所にも工夫するとよいと思います。

4 加湿をしすぎない

部屋の湿度を上げ過ぎると、飽和状態になった水蒸気が水滴として現れ、結露が起こることも。最適な湿度の目安は45~50%程度と言われています。加湿のでし過ぎを防ぐためにも、部屋の湿度をしっかり把握しておくことが大切です。

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