家づくり優遇制度 / グリーン住宅ポイント制度

グリーン住宅ポイント制度は、新型コロナウイルス感染症の影響で落ち込んだ経済の回復を図り、一定の省エネ住宅の新築、既存住宅の省エネリフォームを行った者に対しポイントを付与する制度です。新築住宅の場合ポイント数は、最大100万ポイント(1ポイント=1円)となります。

★2021年10月31日契約分まで(省エネ住宅がポイント発行の対象。申請締め切りも10/31になりますのでご注意ください)★2021年10月31日契約分まで(省エネ住宅がポイント発行の対象。申請締め切りも10/31になりますのでご注意ください)

【注文住宅の新築、新築分譲住宅の購入】

①、②のいずれかに該当し登録住宅性能評価機関の第三期間に照明を受ける事
 ①高い省エネ性能等を有する住宅(A~Ⅾのいずれかに該当すること)
A)認定長期優良住宅
B)認定低炭素建築物
C)性能向上計画認定住宅
D)ZEH
②一定の省エネ性能を有する住宅
品確法に基づく性能表示基準で定める断熱等性能等級4、かつ一次エネルギー消費量等級4以上の性能」を有する住宅
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【賃貸住宅の新築】
建築主が賃貸の用に供するために新築する共同住宅等であって、建築物省エネ法に基ずく住宅トップランナー制度の賃貸住宅に係る基準に適合する、すべての住戸の床面積が40㎡以上の賃貸住宅。
■*ポイント加算はいずれかに該当すること

1.東京圏からの移住の為の住宅
2.住宅ポイント発行申請時点で18歳未満の子3人以上を有する世帯が取得する住宅
3.住宅住戸内に調理室、浴室、便所又玄関のうちいずれか2つ以上が複数個所ある三世帯同居仕様の住宅。
4.災害リスクが高い区域からの移住のための住宅


世界をつくった直角三角形

こんにちは。

突然ですが、直角三角形という言葉、懐かしい響きですよね。

大人になって、この言葉を使う機会は少ないのではないでしょうか。


現場関係の方でしたら、

『さしご、さんしご』定規で直角をだす方法があるので

使い慣れているかもしれません。


『さしご、さんしご』とは、直角三角形の辺の比率が

3:4:5 という、ピタゴラスの定理に基づいたものです。


この『さしご』、実はピタゴラスの定理よりも昔から使われていたそうです。


測量機器のない時代に、大工さんが長さ12尺の貫板を

3尺、4尺、5尺に切り分けて作った直角三角形の道具で

古くから使われている直角を出すために使われてきた手段です。


これで柱の垂直性や、各所の直角を見定める事ができます。


建築の基礎は、直角。

直角が定まらなければ扉も閉まりませんし、

丸いものを置いたら、コロコロと動き出してしまいます。

建築の世界では直角の事を(矩:かね)といいます。


手のひらでも直角を知る方法があるのをご存じでしょうか。

親指と人差し指を、めいっぱい開いて L字をつくると

親指が約3寸(9センチ)、人差し指は約4寸(12センチ)、

もう一辺が、約5寸(15センチ)になり、直角三角形になります。


この手のひら三角形は、私たちが普段使用している

道具の大きさにも直結しています。


たとえば湯呑やそば猪口、茶筒、ビール瓶の直系などは

掴む動作に使う、人差し指と親指で開いたときの5寸の半分、

7.5センチに設計されており、

この長さが、持ちやすさの基準となっています。

このサイズよりも大きなものは、取っ手が必要になります。


しかし、日本の伝統的な汁椀の口のほとんどが12センチ前後ですが、

取っ手はありません。


実は、このサイズは両手の親指と中指で描いた

円弧の直径と同じになっています。

つまり、汁椀は両手を添えて持つものなのです。


汁椀の糸切底(底)と、椀の縁まで7.5センチなので

作法を気にせず、箸を持ちながら椀を持てるようにもできています。

片手でも持てるように、汁椀は設計されているのです。

建築物も、食器にも、その文化の源泉には人の手が関係しています。

手のひらの直角三角形が文化を作ったなんて、奥が深いですね。


家づくりをお考えの方や、新築やリフォームをお考えの方、

お気軽に、弊社までご相談ください。