瓦と紋様人々の願い

寒い日がまだ残りますが、梅の花も咲き始め春の兆しが見えてきました。
コロナ禍ですが、早く収束,終息を願います。
さて、江戸後期には、日本では三度のコレラが流行しました。
コレラは水を介して感染する代表的な水系感染症で原発地はインドのガンジス川下流のベンガルからバングラデシュにかけての地方と考えられている感染症です。
日本では、コレラ流行により衛星観念が一気に高まり、当時日本国内は感染症対策はほとんどなかったそうです。
祈祷に頼り疫病退散のお札を戸口に貼り、家に閉じこもって病を追い払うために太鼓や鐘を打ち鳴らしていたといわれてます。

又厄除け・魔除け等で願いが込められた紋様が入った建築物がつくられました。

瓦屋根にも独自の装飾や紋様が施されていることが多いです。
「三つ巴」みつどもえ
勾玉のような形の巴が円形の中に入ったデザインで厄除け火災防止のメッツセージが込められています。
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「青海波」せいがいは
広い海がもたらす恩恵を感じさせる柄であり無限に広がる波の文様に未来に幸せ続く願縁起のよい吉祥紋様 青海波です。
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「籠目」かごめ
格子柄の連続柄の紋様で邪気を祓う模様のようです。
籠目模様は魔除けの役目があるとされお札として玄関に貼っていたようです。又竹籠が魔除けアイテムとして玄関掛けられいたようです。
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時代は違うけれど無病息災,平穏な暮らしを願うのは、いつの時代も同じですね。

生活様式が変化し在宅勤務で自宅で過ごす時間が増えた今安全快適に暮らす為、家の悩み、住宅相談、新築、リフォームなど是非弊社までお気軽にご相談下さい。