天円地方と建築

毎日、寒い日が続きますが、寒い日は、鍋に限りますね。
我が家は、お肉、御魚、野菜で、その日の冷蔵庫にある食材で作っております。
ポン酢や、ごまだれ、キムチなどなど
美味しいですね。

さて、今日は、天円地方という言葉をご紹介します。

〇と□の組み合わせで宇宙を表しているんです。
天は丸く、地は四角。天は円形、円は回転するので「動」を表しており。地は方形、方形の大地は「静」
を表しています。
『天円地方』は、日本の古い建築物に見る事ができます。
例えば、神社や古墳、相撲の土俵など
仏塔の代表的な形式である多宝塔は、仏様のいる内側は円形(天)拝観側は方形(地)になっています。
この形は土俵と同じです。
人間界の(地)から天界(円)に入る儀式が、横網の土俵入りに見る事ができます。
最も強い力士が腰にしめ縄を張り、塩で清め払い柏手をうち、四股をふみ天と地に感謝をこめて祈りをささげる。その後ろで、行事が祭文を唱える。
これは,地鎮祭そのものでもあるそうです。
柱一つにしても、四角い礎石に丸い柱の円柱方基礎など様々はところで,〇□が使われています。
なぜこの様な造りにしたかというと宇宙全体を表す形と同じ『天円地方』を地上に描く事で、天の気を受けて止めて宇宙と一体化できると考えたからだそうです。
〇と□、、深い意味があるんです。
意外にあらゆる場所に使われていたりします。
身の回りでお探しになられてみてはいかがでしょうか~
家づくりでお悩みや新築やリフオームをお考えの方にこれからも、寄り添える工務店でありたいと考えております。
お気軽に弊社までご相談下さい。

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