冬の室内が寒い原因と対策

冬の朝の冷え切ったリビング 室温をはかったことはありますか?
朝の冷え込みが厳しくなると、布団から出るのもつらく、着替えやお出かけの準備も億劫になってしまいがち。それは、家のンかが冷え切って寒いことが原因に一つなのでは?就寝前に暖房を消すと朝には室温がグンと下がり、10℃くらいまで下がると、つらさが増します。しかし、この寒さも家の保温力を高めることで、8℃以上も改善することができるのです。

~厳しい朝の冷え込みは、家の保温力で差がつく~
家の保温力は、たとえば魔法瓶なら飲み物がいつまでもあたたかいけれど、普通のタイプの水稲はすぐに冷めてしまうのと同じです。保温力(断熱性)を高めれば、寝る前に暖房を切っても室温が下がりにくく朝も快適に過ごせます。


暖房をしてるのに足元が寒いと感じることありませんか?
しっかり暖房をしているはずなのに、足元がスースー寒くて、、という声を聴くことがあります。どうしてなのでしょうか?それは気づいていない家の隙間から屋外の冷気が流入し、足元に降りてくるからです。暖かい空気は上にたまり、冷たい空気は下へたまる、という性質がありますが、これによって上下の温度差ができてしまい、足元が冷えるというわけです。

~足元まで温かくするには、断熱性だけでなく、気密性も高めることが重要~
足元がスースー寒いという主な理由は、どこにあるでしょうか。たとえば、窓の断熱性が低いと窓近くの空気が冷やされ、冷気が足元へ運ばれます。また、家全体の気密性が低いと隙間から冷たい外気が直接侵入し、足元に冷風が当たるように感じるのです。これを「コールドドラフト現象」と言います。さらにエアコンを運転しても、冷たい空気は重いため足元にたまったままで、頭だけが温かく不快になるのです。つまり、足元までポカポカ温かくするには、気密・断熱性を総合的に高めることが重要というわけです。ko-rudo.jpg