地球上で最も肉体的、精神的に過酷

スポーツの秋です。
バレーボールのワールドカップ、
世界陸上、ゴルフ、相撲、
どれも見逃せない、
瞬間が盛りだくさんです

ラグビーワールドカップが、
開幕しました

■ ラグビーとは、
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地球上で最も肉体的、精神的に過酷で、
興奮が高まるスポーツだ・・・
激烈な80分間。ヘルメットもパッドもなし。
全大陸、100か国以上でプレーされている。
これは、最近見た、
ニュージーランド(以下、NZ)代表、
通称、オールブラックスのドキュメンタリーで、
語られていた内容です。
スクラムは、8対8で、
先頭に3人、その後ろに2人、最後尾に3人で、
ほぼほぼ、体重100キロ以上、身長190cm以上、
が普通の、大男たちが、ざっくりですが、
基本的には、肩だけで、全力で押し合います
この時に
首、背中、腰は、
まっすぐ、ピンと張った状態を、
キープし続けないと、力が伝わらず、
相手に押し負けてしまいます。
一説には、世界のトップチームのスクラムは、
選手の体に、1.2〜5トンくらいの力が、
かかっているのだとか。
しかも、ただ、力いっぱい、
押し合いしているわけではなく、
実は、緻密に練られた理論と戦略があり、
かつ、それを、実行し耐えられる強靭な体を
日々のたゆまない練習により磨き上げ、
いざ、組むときには、歯を食いしばり、
引いたら負け、意地と意地が、
無我夢中でぶつかりあいます。
戦術的なところもありますが、
良いスクラムほど、
互いの力が拮抗すればするほど、
ピタッと動かなかったりしますので、
地味に見えるかもしれませんが
スクラムの中には、かけひき、戦いがありますので、
もしラグビーを見られる機会がありましたら、
注目してみていただければと思います。

■ 見えないものを、
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ラグビー=根性といったイメージを、
持たれる方は少なくありませんが、
根性だけではなく、最近、
特に欠かせないことがあります。
それは、ラグビーに限ったことでは、
ありませんが、ITの進化により、
データの収集能力と活用方法。
スタジアムに100台以上のカメラを設置し、
360°の視点を録画できたり、
今まで、科学的に解析が難しかった、
スクラムも、最新の圧力センサーを駆使し、
解析に至ったりなどなど、
最先端の技術が存分に、
取り入れられています。
最先端の技術を取り入れる目的は、
今まで、感覚的だった部分を、
数値化し、見える化すること
見える化されたデータに、
意思はないので、客観的、俯瞰的で、
ある意味、個人、チームのありのままを、
映し出します。
そして、これを頭で理解しても、
体が動かなければ意味がないので、
日々の練習により体得を目指します
データを駆使することは、
努力、忍耐、根性は、
掛け離れているようにも感じますが、
実は、表裏一体なのです。
ビジネスの世界でも、
見える化って最近、特に、
よく聞きますが、
データを収集し、
見える化することで、
現状を把握し、
その上で、
努力、忍耐、根性を、
正しい方向に注ぎ込むことで、
効率的に技術やノウハウを習得
努力、忍耐、根性と効率は、
正反対のようにも思えますが、
データを収集し活用すれば、
正しい方向に効率的に、
根性出して、努力ができるような、
時代なのではないかと感じます。


工務店MBAより抜粋